認知症の早期サインと気づいたときにすべき3つのこと——家族のための確認チェックリスト
「最近ちょっと変?」と感じた親の様子を確認できる認知症の早期サインチェックリストを紹介。気づいたときに家族がすべき具体的な3つのステップも解説します。
認知症は「早期発見」が最大の鍵
認知症は完治が難しい病気ですが、早期に発見・介入することで進行を遅らせ、本人と家族の生活の質を大きく改善できます。問題は「最近おかしいな」と感じてから受診まで平均1〜2年かかるケースが多いことです。「歳をとれば仕方ない」と見過ごしているうちに、対応が難しくなってしまいます。
認知症の早期サイン チェックリスト
以下のうち3つ以上に当てはまる場合は、一度かかりつけ医への相談を検討してみてください。
- 同じことを何度も聞いたり話したりする(数分前に言ったことを忘れる)
- 約束や予定を忘れることが増えた
- 財布・鍵などの置き場所を頻繁に忘れ、「盗まれた」と言い出す
- 慣れた道や場所で迷うことが出てきた
- 料理・家計管理など、以前は普通にできていたことが難しくなった
- 言葉が出てこずに「あれ・これ」が増えた
- 日付・曜日・季節の感覚がおかしくなってきた
- 性格が変わった(怒りっぽくなった、無気力になったなど)
- 趣味や好きなことに興味を失った
- 身だしなみや部屋の整理に無頓着になった
気づいたときにすべき3つのこと
① まずかかりつけ医に相談する
「認知症かもしれない」と感じたら、最初の相談窓口はかかりつけ医(内科・家庭医)です。専門医への紹介状を書いてもらえます。急いで本人を無理やり連れて行く必要はなく、「健康診断として行こう」と声をかけると受診しやすくなります。
② 地域包括支援センターに連絡する
市区町村ごとに設置されている「地域包括支援センター」は、認知症に関する相談を無料で受け付けています。受診同行サービスや介護保険の手続きサポートも行っており、「何をすればいいかわからない」段階から頼れる窓口です。
③ 一人で抱え込まず、きょうだい・家族で情報共有する
「親に知られたくない」「まだ大丈夫かも」という思いで一人が抱え込むと、対応が遅れます。離れて暮らすきょうだいとも早めに情報共有し、誰がどのように関わるかを話し合っておくことが重要です。
宅配弁当が早期発見のきっかけになることも
毎日配達に来るスタッフが「いつもと様子が違う」「食事が手つかずだった」などを報告してくれるサービスもあります。遠距離介護の場合、定期的な第三者との接点が早期異変の発見につながることがあります。
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